水の玉


(万葉集)

久堅之 雨毛落奴可 蓮荷尓 渟在水乃 玉似<有将>見
ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たる見む
ひさかたの あめもふらぬか はちすばに たまれるみづの たまににたるみむ
( 第16巻 3837番 作者不詳 )

万葉集 第16巻 3837番歌/作者・原文・時代・歌・訳 | 万葉集ナビ (manyoshu-japan.com)


古代から、天の恵みの雨が
蓮の葉にたまってきらきら光る様は、
観る者を魅きつけ、どこか懐かしい
幻想的な憧れを抱かせたのだろう。


( 2023.9.29 イラスト作成 )


スイレン – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)

蓮葉に溜まれる水の玉 – あかり窓 (memoru-merumo.com)



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