紡ぎ歌(Suno)


(原詩 ぶるーまーぶる)

ゆかりあれば 薄紫の波にゆられ
紡ぎ歌が 潮風に乗り届くでしょう
たとえ帆が朽ちるほど 時が流れても

ゆかりあれば 薄紫の雨にぬれて
羽音が告げる春は 巡るでしょう
かたいつぼみが 花開くとき

東の果ての島で
やおよろずの語り伝え
まめやかに織り上げて
星の河が地上に届く
紡ぎ歌が 届く
ゆかりあれば
あなたのもとに



( 2024.4.22 イラスト作成 Bing Image Creator )
( 2024.5.5 楽曲&動画作成 Suno )


ゆかりあれば(Suno)


(原詩 ぶるーまーぶる)

ゆかりあれば 薄紫の波にゆられ
紡ぎ歌が 潮風に乗り届くでしょう
たとえ帆が朽ちるほど 時が流れても

ゆかりあれば 薄紫の雨にぬれて
羽音が告げる春は 巡るでしょう
かたいつぼみが 花開くとき

東の果ての島で
やおよろずの語り伝え
まめやかに織り上げて
星の河が地上に届く
紡ぎ歌が 届く
ゆかりあれば
あなたのもとに


( 2024.5.5 楽曲&動画作成 Suno )


藤衣


ゆかりあれば薄紫の波にゆられ
紡ぎ歌が潮風の便りに届くでしょう
たとえ粗い衣が朽ちるほど時が流れても

ゆかりあれば薄紫の雨につつまれ
奏でる羽音 甘く香る春は巡るでしょう
かたい鱗のつぼみも蝶へと花開くから

東の果ての島に生いて
異なる育ちの人々と八百万の語り伝えを
まめやかに結い 編み 織り上げて

はるかな星の河を私は地上におろします
深い波にゆられ 銀の雨につつまれ
夜のほとり 薄紫の雲をなびかせて


( 2024.4.22 イラスト作成 Bing Image Creator )


藤浪

藤を織って
衣を仕立てて
藤を編んで
帆や網を張り
藤を巻いて
筏を結わえて

男たちは船旅に
見送る松原
歌う浜歌
機織りの歌
子守歌

藤が咲いて
星の雨が注ぎ
藤が揺れて
潮さわぐ松風
藤が散って
竜宮を夢見る

男たちは船旅に
たたずむ松原
流れる舟唄
湊の宿の宴で
時忘れの酒を今


( 2024.4.22 イラスト作成 Bing Image Creator )


赤い実(Bing Image Creator)


赤い実もいで
灯りをもらって
知恵がつきますよう

赤い実ひとくち
邪気をはらって
風邪ひきませぬよう

たわわにみのる
ことしの赤い実
どうか おひさまの光が
雪にも北風にも
まけませぬよう


( 2017.1.7 ブログ「こちら、ドワーフ・プラネット」より )
( 2024.2.2 イラスト作成 Bing Image Creator )

赤い実 (fairy-scope.com)