玉ぞ散りける

白露(しらつゆ)に
風の吹きしく
秋の野は
つらぬき留めぬ
玉ぞ散りける

  文屋朝康

( 小倉百人一首 37番
『後撰集』秋・308 )


( 2021.10.9 Twitter より )