刈穂と乙女

デメテルとペルセポネの祭祀。

エレウシスの秘儀 – Wikipedia

祭司長によって地下から呼び出されるコレー…
「女神は聖なる御子をお産みになった」
静寂の中、祭司長が刈り取られた麦の穂を提示する。

天岩戸神話、原型はこれ?
神社の「初穂料」
みどりご…… 

新嘗祭 – Wikipedia
Wikipedia「新嘗祭」より引用。

新嘗祭の儀式の中に弥生時代に起源を持つと考えられるものがあるため、その原型は弥生時代に遡るという説もある。
伊勢神宮の神事の形式を取り入れていき、また、皇位継承儀礼に組み込まれながら(大嘗祭を参照)、宮中祭祀として続いてきた。

天津風(あまつかぜ)
雲の通ひ路(かよひじ)
吹き閉ぢよ
をとめの姿 
しばしとどめむ

僧正遍照
(小倉百人一首(12番)『古今集』雑上・872)

「五節(ごせち)の舞姫を見て詠める」
(新嘗祭にまつわる情景を詠んだ和歌)


( 2021.9.10 Twitter より )


をとめの姿

天津風(あまつかぜ)
雲の通ひ路(かよひじ)
吹き閉ぢよ
をとめの姿 
しばしとどめむ

僧正遍照
(小倉百人一首12番『古今集』雑上・872)

「五節(ごせち)の舞姫を見て詠める」
(新嘗祭にまつわる情景を詠んだ和歌)

( 2021.9.10 Twitter より )


涼州詞

葡萄美酒夜光杯
欲飲琵琶馬上催
酔臥沙場君莫笑
古来征戦幾人回

葡萄の美酒 
夜光(やこう)の杯
飲まんと欲すれば
琵琶 馬上に催(うなが)す
酔うて沙場(さじょう)に臥す
君笑うこと莫(な)かれ
古来征戦(せいせん)
幾人か回(かえ)る

(涼州詞 王翰 中国唐代)

王翰 – Wikipedia

( 2021.9.8 Twitter より )


Ophelia


芝蘭(しらん)の花でこしらへた
花かづらをば手に持って、
狂ひあこがれつゝ來やったげなが、
それを掛けうとて柳の枝に、
よづれば枝の無情(つれな)うも、
折れて其身は花もろともに、
ひろがる裳裾にさゝへられ、
しばしはたゞよふ水の面。
いまはの苦痛をも知らぬげに、
人魚とやらか、水鳥か、
歌ふ小唄の幾くさり、……

( シェークスピヤ「ハムレット」
 第四幕 第七場 坪内逍遥 訳より )

ハムレット (salterrae.net)


( 2021.9.6 Twitter より )


みなもと太郎さん


漫画家みなもと太郎さんの訃報。
「ハムレット」
「モンテクリスト伯」
「シラノ・ド・ベルジュラック」
幾つかの作品を思い出す。

「レ・ミゼラブル」
可愛い表紙と強烈なギャクの
ギャップにまず驚いたけど、
コゼットは愛らしく、
ジャン・バルジャンが
ほっこりしてたっけ。

「ハムレット」のオフェーリアが
「わたちおそらをとべるのよー」
(だったかな……)のセリフとともに
落ちていくシルエット。

哀切でありながら
突き抜けたギャグは、
忘れがたい……

心に残る作品たちを
ありがとうございました。
どうか安らかに……


( 2021.8.20/9.6 Twitter より)