
藤を織って
衣を仕立てて
藤を編んで
帆や網を張り
藤を巻いて
筏を結わえて
男たちは船旅に
見送る松原
歌う浜歌
機織りの歌
子守歌
藤が咲いて
星の雨が注ぎ
藤が揺れて
潮さわぐ松風
藤が散って
竜宮を夢見る
男たちは船旅に
たたずむ松原
流れる舟唄
湊の宿の宴で
時忘れの酒を今
( 2024.4.22 イラスト作成 Bing Image Creator )
藤を織って
衣を仕立てて
藤を編んで
帆や網を張り
藤を巻いて
筏を結わえて
男たちは船旅に
見送る松原
歌う浜歌
機織りの歌
子守歌
藤が咲いて
星の雨が注ぎ
藤が揺れて
潮さわぐ松風
藤が散って
竜宮を夢見る
男たちは船旅に
たたずむ松原
流れる舟唄
湊の宿の宴で
時忘れの酒を今
( 2024.4.22 イラスト作成 Bing Image Creator )
赤い実もいで
灯りをもらって
知恵がつきますよう
赤い実ひとくち
邪気をはらって
風邪ひきませぬよう
たわわにみのる
ことしの赤い実
どうか おひさまの光が
雪にも北風にも
まけませぬよう
( 2017.1.7 ブログ「こちら、ドワーフ・プラネット」より )
( 2024.2.2 イラスト作成 Bing Image Creator )
赤い実 (fairy-scope.com)
喉をふさいだ真冬の実が
私の歌をせきとめている
けれど私は忘れていない
雪がとけて春が来れば
光あふれて風が舞えば
林檎の香りの水が流れ
甘い歌声がひびくことを
ずっと私は忘れていない
知恵の実をかじる前から
私は樹であったのだから
私は根をうるおす水脈で
梢にやどる渡り鳥の卵で
今年もまた歌うのだから
( 2024.2.2 イラスト作成 Bing Image Creator )