たしかにわたくしの感官の外の外で
つめたい雨がそそいでゐる
(天の微光にさだめなく
うかべる石をわがふめば
おゝユリア しづくはいとど降りまさり
カシオペーアはめぐり行く)
ユリアがわたくしの左を行く
大きな紺いろの瞳をりんと張つて
宮澤賢治「春と修羅」小岩井農場パート九 より
宮沢賢治 『春と修羅』 (aozora.gr.jp)
( 2020.4.13 Twitter より )
たしかにわたくしの感官の外の外で
つめたい雨がそそいでゐる
(天の微光にさだめなく
うかべる石をわがふめば
おゝユリア しづくはいとど降りまさり
カシオペーアはめぐり行く)
ユリアがわたくしの左を行く
大きな紺いろの瞳をりんと張つて
宮澤賢治「春と修羅」小岩井農場パート九 より
宮沢賢治 『春と修羅』 (aozora.gr.jp)
( 2020.4.13 Twitter より )
たとえば
タロットカードや
百人一首のカルタなど、
ひとつのテーマでまとまった
絵札を通じての世界観には、
絵本や紙芝居とは
違う魅力がある。
繰り返し触れることでの
世界観の浸透力が
大きい、ような気もする……
遊戯をつうじて展開する
世界観の面白さ……
あ、
カードゲーム人気もそれかな。
ビックリマンチョコの
おまけ集めも。
( 2021.8.24 Twitter より )
↑フランス製 花のタロットカード (1902)
トランプの道化の衣装を
ざっくり青・緑系にしてみたら
(なんとなく海洋神のイメージ?)
角があって、
モサモサした飾りがあって、
もしかして
古来の山の神(森の神)っぽいのでは?
と、ぼんやり考えつつ手が止まっている。
特別な祭礼にだけ現れるはずの
精霊・カミなどが、
日常に紛れ込み遊戯をはじめた
非日常の存在が、
道化なのだろうか。
昔話のキツネ・タヌキなども
そんな存在に感じられる。
信夫山のゴンボ狐なども……
( 2021.8.26~8.27 Twitter より )
年の瀬の暮れ、黄金のそよぎ。
( 2022.12.28 Twitter より )
風に乗る落ち葉が
小舟のむれのよう。
風乗り妖精の舞い。
( 2020.10.4 Twitter より )
枝を離れたとき
あたしい生命を
吹き込まれた
落ち葉の波乗り
風のフィールド
いま飛びたつよ
(風の又三郎っぽい絵を描きたい。
落ち葉の舟に乗ってる妖精さん……)
(ガラスのマントではなく、
もっとふわふわした感じ。
蜘蛛の糸のストールとか
葉脈っぽい羽根とか……
飛び立つというより、
マジシャンの
空中散歩……)
( 2022.9.26 Twitter より )
河童と猩々 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)
星座で読み解く日本神話 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)
アメノウズメ=オカメ、猩々=猿田彦
という伝承がある
「氷上姉子神社」「星宮社&喚續神社」
=草薙剣・白鳥伝説の
「熱田神宮」ゆかりの社
ヒカミアネゴ=樋上姉御
(樋=ヒ・カケヒ・トイ)
=オカメ(アメノウズメ)
=オリオン座(&剣)
樋=天の川
樋(トイ)をトヨ・トユと
呼ぶ方言がある。
豊川(トヨカワ)という地名もある。
氷上姉子神社とゆかりの深い
ミヤズヒメ(ヤマトタケルの妻)
の父は
オトヨノミコト(乎止与命、小豊命)
星(祖霊の魂、穀霊)の恵みを
地上におろす樋(天の川)
天の川のほとりで舞う
豊穣の巫女姫(ヒカミアネゴ)?
樋滝(トヨタキ)という滝がある。
滝(樋トヨ)=竜神=竜宮(海)=天の川
というイメージの連鎖で考えると、
水=星(白い飛沫の輝き)
=玉タマ(真珠または翡翠など)
で、すんなり繋がるような?
(トヨタマヒメについて思い巡らしてみたり)
滝を訪ねてみたいなぁ……ふと思う。
春の滝の光。
( 2023.1.24~28 Twitter より )
星空の恵みを地におろす – レモン水 (ginmuru-meru.com)
龍宮の姫の相聞歌 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)
春の海(Bing Image Creator) – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)
かぎりない海原の
打ち寄せる波音のように
知恵の言葉をそらんじて
いまここで唱えてくれたなら
私はあなたのものですよ。
お魚はいかが?
災いや疫病をもたらす鬼ども
精霊やら毒龍やらをも
しりぞけ遠ざけて
波間に浮かぶ灯りのように
かがやく私はここですよ。
お魚はいかが?
( 2023.1.2 Twitter より )