
あかがねのこずえ
風が鳴らして
ふきよせる
こがねのこだち
おどる波間に
しろがねの鈴音たてて
あかがねの落ち葉
空をゆらして
馳せていく
こがねの枯れ葉
小舟のむれが
しろがねの光に舞って

あかがねのこずえ
風が鳴らして
ふきよせる
こがねのこだち
おどる波間に
しろがねの鈴音たてて
あかがねの落ち葉
空をゆらして
馳せていく
こがねの枯れ葉
小舟のむれが
しろがねの光に舞って
なかよく咲く花
これから咲く花
銀の水のたまを
うかべて光る蒼(あお)
水面をとびこえ
触れたいけれど
岸辺からのぞむ
別世界のあかり
水の玉 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)
秋には秋の花が咲く……
ふと浮かんだフレーズ、
「はないくさ」っていう
絵本の一節だったかな。
「白菊の翁」の台詞だったっけ。
はないくさ|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
「はないくさ」
こどものとも 1975年11月号
(小林 保治 ぶん / 平山 英三 え、福音館書店、1975.11.1初版)
謡曲「花軍」を元にした絵本という。