日々のあそび


おにごっこ。
あたらしいルールを
かんがえ
むちゅうではしるけど、
きづけば
ばらばらルール。
「はい、ぼくがおに!」
「え、ちがうよ、ぼくが」
だれがだれをつかまえたのか
にげてもよいのか
もつれて
つよいことばで
いいすぎツンツン、
しょんぼりすみっこに。

ごめんね、いいよ、
またあそぼ。

おめめとおくちを描いた
レモン色の星をきりぬいて、
それをセロテープで
ラムネ玉に貼りつけて、
宝物にしてたっけ。

なんであんなにセロテープに
魅了されていたんだろう。
おめめとおくち、
きりぬいた星と
ラムネ玉。


(2021.5.21 Twitter より)

カタツムリさん、水をかけたら
長いツノをのばして足も出して
元気よく水槽の散歩をはじめた。
ニンジン食べてオレンジうんち。
キャベツかじって普通のうんち。
なかよく並んで散歩、それぞれ
殻にもぐって、おやすみなさい。
つゆにぬれたアジサイ、青いよ。
ふったりやんだり。
明日は大雨の予報。


( 2020.6.11 Twitter より )


宇宙樹の女神

宇宙樹の根元の海から生まれた
輝く三姉妹、織り姫と呼ばれ、
全知であることから
死や運命の司へと転じる。
宇宙樹の根にある泉にいて、
悪蛇に食い荒らされるその根に
泉の水を運んで与え、巨木を守る。
彼女らに魔法を教えたのは、
母なる月の化身・豊穣の古き女神。
三姉妹の使者は、春を告げる白鳥である。

(2011.12.13 Facebook より)

古代ケルトの石遺跡には、白鳥を
「春の使者」として崇拝した痕跡。
北欧神話の運命の三女神ノルンは、
白鳥乙女だった。
ノルンに魔法を教えた女神
グルヴェイグ(あるいはフレイヤ)は、
巨人族(ヴァニ神族)出身で
セイズという呪術を用いた。
セイズは、口寄せ・脱魂などの
シャーマニズムだったという。

(2014.11.3 Facebook より)

東北のオシラサマは、
馬と女一対の桑の棒人形で、
祭日に「オセンタク(オセズ)」を行う。
桑の棒に着せた布を取り替え、
イタコや家の女性が人形を手に持ち遊ばせ、
オシラサマの起源譚を語る。女・子どもが、
豊穣と健康を祈る……偶然か、
北欧ルーン文字のオセロ(オシラ)は、
祖先・土地の意味だとか。

(2014.10.16 Facebook より)

日本人とよく似た遺伝子を持つ人々が、
バイカル湖畔のブリヤート人だという。
ロシアのバイカル湖畔で
寒冷適応・新モンゴロイドの特徴を
備えた人々が、温暖化とともに南下、
長江流域で稲作文化を開花させ、
インドや日本列島に伝えた、と。
長江周辺の苗族は、
日本人によく似た遺伝子や
文化を持つという。

諸説あってスッキリとはいかないが、
ネットで読み漁った限り、最近の
「シナリオ・日本の弥生文化の源流」は、
そんな輪郭……らしい。とすれば
北欧やシベリアに裾野を広げる
北方シャマニズムが、日本の神話伝説の
大きな礎石のひとつには違いない。

(2014.11.3 Facebook より)

名も忘れられた古き女神。

金色の実と眠り姫。

(2020.2.29 & 2021.5.4 Twitter より)


トランスユーラシア言語が農耕と共に新石器時代に拡散した ー歴史言語学、考古学と遺伝学の学際 | EurekAlert!


画力ほしい。


立春は旧暦のお正月で
節分は大晦日なんだね。
節分の豆まきは、
年越しの行事だったと
ようやく気づいた。

シノブくんと風の童子、
別々のイメージでなく、
絵にしたら繋がった……

朽木のあかりを手に
たたずむ小人さんを
描いてみたいな……

小学生の2年生か3年生の
学級詩集にハクモクレンを
書いて(先生のOKでるまで
四苦八苦の思い出)ついに
「モクレンさん、いつ
オーバーをぬぎますか?」
というキャッチーな言葉で
締めくくったような……

つぼみの殻(外套)を脱ぎ、
白い翼をひろげるモクレン
描いてみたいなぁ……
画力ほしい。


(2021.2.7 Twitter より)