狐こんこん白狐

堅雪かんこ、凍み雪しんこ。

宮沢賢治の童話「雪渡り」で、
狐の幻燈会に招待された
四郎とかん子は、
手土産に鏡餅を持って出かける。
田畑や野原に積もった雪が凍り、
十五夜の月がのぼる晩。

鏡開きした餅がある
小正月頃の物語だろうか。

「狐こんこん白狐、お嫁ほしけりゃ、とってやろよ。」
「四郎はしんこ、かん子はかんこ、おらはお嫁はいらないよ。」
「狐こんこん、狐の子、お嫁がいらなきゃ餅やろか。」
「四郎はしんこ、かん子はかんこ、黍の団子をおれやろか。」

宮沢賢治 雪渡り (aozora.gr.jp)


( 2022.1.3~4 Twitter より )


小山の子うさぎ

こんこん小山の 子うさぎは
なぜにお耳が 長うござる
小さい時に母様が
長い木の葉を 食べたゆえ
それでお耳が 長うござる

こんこん小山の 子うさぎは
なぜにお目目が 赤うござる
小さい時に母様が
赤い木の実を 食べたゆえ
それでお目目が 赤うござる


( 小山の子うさぎ 佐川の子守歌 )
NPO法人日本子守唄協会 子守唄 – 小山の子うさぎ 「 子守唄さん ありがとう 」 日本子守唄協会編著 より (komoriuta.jp)

( 2021.12.28 Twitter より )

(♪VOCALOID : Ken 小山の子うさぎ)