https://twitter.com/katsudiworld/status/1327421490350878720?s=20
サンタクロースがくれた絵本の
おやゆび姫と王子さま。
いつも記憶の底にあって、
でも誰の絵なのかわからなくて。
松本かつぢ氏のイラストだった。
コロナが終息したら観に行きたい。
なつかしくなって
落書き……
Tommelise
(春に撮ったチューリップ)
(バラみたいな花びら)
『アンデルセン童話集』|感想・レビュー より
https://bookmeter.com/books/160561
アンデルセン童話集、
ティーンの頃に松谷みよこ訳で読み、
挿し絵に惹かれて荒俣宏訳で再読。
柔らかで丁寧な松谷訳に比べて、
簡潔に原作の世界観を伝える荒俣訳は、
新鮮だった。
大人のメルヘン。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 おやゆび姫 LITTLE TINY OR THUMBELINA (aozora.gr.jp)
「おやゆび姫」
LITTLE TINY OR THUMBELINA
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
Hans Christian Andersen
大久保ゆう訳
(青空文庫)
ツバメの目の中には、くさった木片を手の中ににぎりしめているおやゆび姫がいます。手下げランプがなかったので、青く光る木を持ってきたのです。
(上記リンク青空文庫から引用)
この光る朽木のイメージが鮮烈で、
どの童話で読んだのか思い出せず、
たぶん新美南吉の童話だろうと
ずっと勘違いしていた。
荒俣宏訳のデ・ラ・メア「妖精詩集」の
「夢のうた」という詩の一節。
Elf-light, bat-light,
Touchwood-light and toad-light,
荒俣宏は Touchwood-light を
「朽ち木のひかり」と訳している。
簡潔に原文どおりだが、
とてもよく詩の世界を伝える言葉。
おやゆび姫の灯と
通底するイメージなのだった。
幼い頃には絵本、
ティーンの頃には松谷みよこ訳で読んだ
「おやゆび姫」のイメージが、
我知らず心に鮮やかに刻まれていたことを、
「朽ち木のひかり」という言葉から
改めて気づかされた今日。
【bioluminescence】とは・意味 | エキサイト辞書 (excite.co.jp)
bioluminescence(生物発光)とは・意味
execite 辞書より
小人さんが朽木の灯りを手に
暗闇でたたずむ姿を描きたい。
(2021.1.8~1.23 Twitter より)