耐熱ガラスの汽車が
蒸気の煙をくゆらせ
見えない軌道を走る
凍てた星系のふちを
白煙がしずかに包む
一条の灯が星を縫う
ガラスの炉に虹の熱
天の河またいで走る
透明無限な無軌道で
星の鈴を順に鳴らし
凍てず割れずひびく
遠いほうき星の汽笛
ポケットに
切符が一枚
これ誰の?
(2020.6.6 Twitter より)
耐熱ガラスの汽車が
蒸気の煙をくゆらせ
見えない軌道を走る
凍てた星系のふちを
白煙がしずかに包む
一条の灯が星を縫う
ガラスの炉に虹の熱
天の河またいで走る
透明無限な無軌道で
星の鈴を順に鳴らし
凍てず割れずひびく
遠いほうき星の汽笛
ポケットに
切符が一枚
これ誰の?
(2020.6.6 Twitter より)
花吹雪
きつね山んば
天狗らも
月のさかずき
唄いめぐらせ
(2020.3.26 Twitter より)
(2023.6.7 推敲加筆)
https://japanmystery.com/fukusima/mojisuri.html
日本伝承大鑑 福島「文知摺石」リンク。
福島市に伝わる鏡石伝承。
村長の娘・寅女と都から赴任した源融との悲恋。
鏡石を麦の穂でこすると
遠く離れた人の面影が映るという。
松尾芭蕉「奥の細道」に記載あり。
トオルとトラ、
遥か異国のトール神やトーラーにまで飛躍は無理でも、
巨石に宿る女神信仰の気配あり。
河原左大臣(源融)
小倉百人一首(14番)
『古今集』恋四・724
陸奥(みちのく)の
しのぶもぢずり
誰(たれ)ゆゑに
乱れそめにし
われならなくに
(2020.5.9 Twitter より)