自由帳2

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オモカゲ山のシノブくん memo アーカイブ (since 2013)
より 一部転載▼


なかなかイメージが
定まらないまま。でも
大切に温め続けている卵。
これから書く物語の主人公です。
名前は「シノブくん」
オモカゲ山に住んでいて、
すこし不思議だけれど
優しい風のようなお兄さんです。


オモカゲ山のシノブくんのお宮に
どこからか、ふらりと訪ねてきた
春の雨夜の「お客さん」です。

「イスルギ」という自分の名前以外
なにも憶えていない様子。
ときによって
白いキツネの子だったり
かわいい女の子の姿だったり。
シノブくんのお宮で暮らします。


クラマくんは、
シノブくんのライバルです。
緑に包まれたオモカゲ山。
でも、そのどこかに
深くて暗い、夜の世界への
入り口や通路があって、
ふとそこに迷いこむと・・・
クラマくんに
出会えるかもしれません。


オモカゲ山の
オモカゲ草は
カガミ草といいまする
いいまする

オモカゲ山の
ユメミガサキの
カガミ石に咲きまする
咲きまする

真珠の星さま、見いつけた

    (物語中のわらべ歌 より)


(オモカゲ草 2017 ©fairy-scope.com)


(星の子守歌 2021 ©fairy-scope.com)